THE 要塞計画

火事を防ぐ防犯グッズ、ガス・火災報知器

消防法が改正され、2006年6月から、すべての住宅に
火災報知器の設置が義務付けられたので、
見たことがない人は殆どいないだろう。

火災報知器の規格

住宅用火災警報器等は法律で定めた規格に
適合するものでないと設置が認められていない。
火災警報器の品質を保証するものに日本消防検定協会の
鑑定マークがついた保証品が売られているので、
それを参考に選べばいい。日本消防協会では、
装置の感度や 警報音量などを鑑定し、
基準に合格したものにのみ鑑定マークを付けている。

用火災警報器と効果

住宅用火災警報器は、火災で発生する煙を感知して警報を鳴らす。
今まで、住宅火災によって死に至った原因の7割は
「逃げ遅れ」によるものだ。それを踏まえると早期警報は
火災を気付かせるのに重要な役割と言える。
煙は定位置に貯まらず上に向かっていくため、
通常設置する場所は天井と決まっている。
機種によっては火災以外に、火災報知器の機能事態に
異常が生じた場合に警報して知らせるものもある。

米国に見てみる普及状況とその効果

米国のデータでは、設置義務化による普及効果で、
住宅火災による志望者数は1970年代の6,000人程度から
近年では3,000人を下回るという結果が出ており、その効果は
単純ながらも非常に大きくなものとなっている。
統計によると、住宅火災で亡くなった方の年齢で
一番多いのは65歳以上の老人とされている。
年老いた体では時既に遅しという状況が多いのだろう、
脱出が間に合わずになくなるケースが多い。
高齢化の進展が未だ止まらない日本、
これから更に火災による老人死者が増加する恐れがある。
火災の殆どは多くの人が利用する駅や
ホテル、店などでなく、住宅火災なので、
祖父や祖母、高齢の方がいる家ではしっかりとした機能をもった
火災報知器の設置を強く薦めたい。

最初から設置されているけど、別につけたほうがいい?

既に火災報知設備やスプリンクラーがが設置されている場合は、
火災警報器等の設置は免除されるので特につける必要はないが、
部屋数が多い場合にはある程度の数を設置しておく必要がある。
例えば火災報知器を設置した部屋と火の元があるキッチンなど
部屋までの距離が遠く離れている場合、
火災報知器が探知するまで若干時間がかかってしまう。
この察知までの短い時間が生きるか死ぬかの
分水嶺になる可能性も捨てきれないので、
広く感知できるよう設置しておくべきだろう。
特に設置しておくべき場所は以下の通り。

寝室

普段就寝している部屋には必ず設置をしておくこと。
大人だけでなく子ども部屋でも就寝に使用する場合は設置しておこう。

キッチン

キッチンの場合、すぐ近くに設置してしまうと魚を焼く際や、
誤って料理を焦がした際に出る煙に反応して
動作する場合があるので、台所から一番近い階段に設置しておく。

熱式警報器

火災報知器はまず最初に煙を感知して警報を発するが、
それ以外にも熱を感知する熱式警報機も
合わせてセットしておくと安心できる。
この装置の多くは火災の発生を熱で感知すると
警報音もしくは音声アナウンスで知らせる機能がついており、
日常的に煙や蒸気の多いキッチンへの設置に向いている。